埼玉県川越市の社労士 太田恵美です。
昨日は、2名の経営者様に、webで雇用調整助成金について解説させていただきました。webexを使っての会議は初めてですが、かなり充実した時間になりました。
実際の会議の様子です。こんな感じなんですね。も少し映像が小さくなればいいですが。。。右下に小さく映っている社長が撮ってくれた写真です。
さて、雇用調整助成金については、日経新聞にこんな記事がありました。
利用進まぬ雇用調整助成金 中小の書類不備、悩む社労士
記事中に、「現場の社労士に政府の意図が行き届いていない面もある」とあるのですが。。。
社労士が、一部のお客様の助成金の申請代行をお断りしなければならない理由は、一般の方にはあまり知られていないかもしれませんが、社労士に課せられた、「連帯責任」が一番大きい理由だと思います。
そのため、私の場合はHPにも記載している通り、まずは労務管理等しっかりしていただき、この会社さんなら大丈夫、と感じたお客様しか助成金の申請代行は引き受けないことにしています。
せめて今回のこの助成金について、「連帯責任」の署名欄を外していただければ、調査は後で、と言う「政府の意図」を理解し、申請したい、と言うお客様にはできるだけ代行してさしあげたい、と思っておりますが。。。今はこんな風にサービスで、制度等について説明するのげ限界な場面も多いです。
多くの社労士が感じているだろうこの矛盾に、利用を推し進める側の方たちは、いつ気づいてくださるのでしょうか。。。